柄あわせ・丁寧なお仕事について

世の中には、値段が安い服、着るには生地が固い服、

縫製が適当な服、さまざまなお洋服が巷に

溢れています。

 

yukimi-closet、渡部ゆきみの手仕事、

近くで何十年も見ているとわかる、

その丁寧なやり方、手つき、こだわり。

どんな小さいサイズの子供服でも、

特別の時に着る服じゃないものでも、

一つひとつ丁寧に対峙しているんです。

 

今日も静かにひとり、

布の柄を合わせて仕上げる夜。

 

そしてわたしを「ねえねえ」と呼び、

「見て。ぴったり合ってるでしょ?」

と嬉しそうに一言。

そしてまたミシンの椅子に座ります。

 

そう。

いくつになってもかわいい人なんです。